日本漫画の会ブログ

世界風刺遺産・風刺ユーモア大好き人間の集まりです。

2015年03月

世界や日本の今を、風刺とユーモアの個性的な発想と自由な形式で、漫画の可能性を追求する会です。

今度こそ「春」 byFoolz

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「最初のツバメだ」






[春」 byFoolz

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シャルリエブド3月18日号に掲載された福島の漫画「春」です。
巨大なツバメの足跡を見て「春が来たらしいな」と言っているのですが、これには「一匹のツバメがきたとて春が来たとは言えない(早合点するな)」(One swallow dosen't make a summer.英語ヴァージョン)というフランスのことわざが背後にあるのだそうです。これだけ大きければ一匹でも春が来たと言えるさ、という意味かどうかは知りませんが。同じ作者の「サルコジ」と彼のウェッブサイトを貼付します。西田(ps:貼付に失敗しました。すみません)



シャルリエブド「福島」

ヤフー検索で「シャルリエブド」「福島」と入れたら、一番最初に、最新号3月18日号に掲載された「春」と題する漫画が出てきました。巨大になった鳥の足跡を見て”もう春だな、ツバメが出てきたな”と言っているのだそうです。今度は政府も抗議をしないそうです。ヤレヤレ、よかった。いかなる対象に対しても”表現の自由”は守られるべきというシャルリエブドの方針は”理念”の世界の題目で、あえてタブーに挑戦することで、権力に対して委縮しがちな”自己規制”マインドに解放の戦いを挑んでいるのですし、いっぽう、我々の社会において、政府や東電ばかりでなく弱者(福島の人)をも傷つける漫画に不快感を感じるのは、儒教や仏教を背景にした”いつくしみの心”(仁)が肌に浸透している日本人の当然の反応と思います。理念は理念、不快は不快で、ともに黙認し合うのが大人の対応ではないでしょうか。世界を見渡していますと、漫画に対して政府が怒る国のなかに民主国家(表現の自由の保障された国)は入ってないと思いますが・・・。西田

シャルリエブドの漫画

シャルリエブド最新号がまた福島原発をからかう漫画を掲載、とヤフーニュースにありましたので、その「春」という漫画を探してみましたが、見つけられませんでした。”核”という言葉を入れて検索すると、こんなにたくさんの画像が出てきました。福島もあることはありますが、自国の原発を揶揄する漫画の方がはるかに多いです。見られるでしょうか?西田

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