日本漫画の会ブログ

世界風刺遺産・風刺ユーモア大好き人間の集まりです。

2013年07月

世界や日本の今を、風刺とユーモアの個性的な発想と自由な形式で、漫画の可能性を追求する会です。

チョン・インキョン風刺マンガ展オープニング

今週の月曜日、チョン・インキョンさんの東京での初個展”いま(現代)ビゴーが見た日本  チョン・インキョンのチョットあぶない風刺マンガ展”オープニングに行ってきました。チョンさんの作品は見ても顔は知らないという方がほとんどではないでしょうか。キツーイ漫画を描くチョンさんですが、外見も話し方もはんなりした色白の京美人です。
作品はこの展覧会のための描き下ろしだとか。すごいエネルギーですね。最近の日本の事件や風潮に容赦ない風刺の刃を切り下します。鋭さを和らげているのが随所に登場するブタちゃん。ネコでもウサギでもないところが女性風刺漫画家として痛快です。みなさま作品制作でお忙しいことでしょうが、画材を買いに行くついでにちょっと寄ってあげてください。
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左から所ゆきよしさん、ウノ・カマキリさん、古川タクさん、ヨシトミヤスオさん、小野耕世さん、チョン・インキョンさん、辻下浩二さん、西田、まつなが陽一さん。加えて上の写真の蒼天社の野谷真治さんが当日の漫画関係のお客様でした。チョンさんは京都精華大学カートゥーン学科の講師、ヨシトミさんは同大学の元副学長です。東京工芸大学でカートゥーンを教えていた関口尚さんが52歳でお亡くなりになった今、いっそう若い漫画家の奮起が望まれます。西田(写真提供:ウノさん)

小河原智子さん大賞受賞

 6月27日より7月29日まで韓国ソウルのSejong Museumで開催されている2013World Caricatureの展覧会で、大賞に輝いた小河原智子さんのプーチン像が展示されています。この展覧会は「韓国人から愛された100人の韓国人または外国人」というテーマのもと、世界から応募された2500を超す作品より選ばれた213作品が展示されています。いずれも一級の画力を誇る人たちの中から小河原さんが大賞に選ばれたのは、やはりそこに単に似ているだけではない知性が光っていたからだと、見ていて思いました。プーチンの性格をも表現しきる力量に加えてユーモアのセンスが抜群でした。
 なお、金賞はフランス人、銀賞はベルギー人、銅賞は韓国人でした。
 小河原さん、おめでとうございます。(西田)
 
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